易の術理でタロットを紐解く

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皆さま、ようこそお越しくださいましてありがとうございます。
わたしの用いている周易の術理をもちいた戯れを簡単にご紹介いたしたいと思います。

以前に 周易とは我と彼の合体だ、と書きましたがそこから半歩進んだお話を。
具体的に我と彼をどのように表現するかといいますと天人地のカタチを見るのです。

  天-上
彼 人-5
  地-4

  天-3
我 人-2
  地-初

ツイッターでご紹介しましたのと同じ写真も添付しておきます。
初-上迄の6つのカタチから各位の陰陽を導き、
紐解いた全体に名を与えると八卦の64卦が導けるのです。

伝統的に我側を内卦、または下卦。
彼側を外卦、または上卦、と申します。
全体は本卦といいます。

八卦や内卦、外卦、或いは本卦はいわば代名詞みたいなものですので、
くれぐれもどうぞお間違いなく。

例えば今日の事例としまして日筮(にちぜい)ですが、

兌 - –
坎 _
艮 _
乾 _*
離 - –
乾 _*

でありました。
…これで何かお解りの方は周易の達人級ですのでもう少し説明させて頂きます。

乾…1(陽)
兌…2(陰)
離…3(陰)
震…4(陽)
巽…5(陰)
坎…6(陽)
艮…7(陽)
坤…8(陰)

でして、

上=陰
5=陽
4=陽
3=陽
2=陰
初=陽

の陰陽をカタチが導いて全体として

沢火革 の 沢地萃 に之く という紐解きとなります。

本日、何故この手の内を明かすことを態々書いているかと申しますと、
内(下)卦が強烈な引き寄せを放っている為、逆にわたしが手放したいから、なのですが…。

この言葉の意味することがご理解いただけたらきっと。
きっと。
もっともっと皆さまの苦を楽へ転換できると信じているからでもあります。

さてさて。

以下、紐解きの中身のご紹介です。

下卦=我 の天と地が乾、これは全体を意味していて、つまりタロットで言えば『WORLD』

中央の人の位がまさに我の中心で離。今のわたしの心境。

これはタロットで言えば『SUN』…つまり双子の世界を共に
正位置で引き寄せてしまっている、十全の引き寄せで恐らく…
これ以上に強い引き寄せのカタチはありません。(表の境地では、ですが。)

そして上卦=彼 の全体を決する天の位が兌=歓び
で上卦のカタチはまた兌、で二重の喜び。これは彼我の『LOVERS』の欠片。

故に、わたしにとっての『LOVERS』である、
皆さまへ引き寄せの力を解放して全体を『TEMPERANCE』という
わたしの象徴として今在る、にしようという試みなのですね。

引き寄せの力はそれが幾ら強くとも、いいえ。
強ければ強いほど『TOWER』の境遇を導きます。

周易では『沢風大過』が今、これに相当しまして(他、山地剥等が候補)、
天界と地界を結びつける志の無き場所に破滅という分かり易い再生のチカラを導いてしまうのですね。

そうです。

今日の本卦と之卦の総合的な紐解きはつまり『TOWER』なのです。
ですから直に階段を降りましょう、という訳なのです♪

謙る=謙譲は 地山謙が御座いますが、今はそこ迄一気に駆け下りず、
循環の意味の『TEMPERANCE』に变化で日筮なので良いだろうと、かように考えました。

東洋占術で西洋占術の紐解きをさせて頂いて、二重の螺旋階段を降りてみました。

八卦サイコロ
 
ビックリする程のドキドキと幸せが訪れますように。
皇徳@白と黒の堕天使

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